夕方5時。珍しくダンナが早い時間に帰宅した。
「あれ、どうしたの?早いやん。」
「今日は水曜。会社は休み。」
あ、今日はサービス出勤だったのね。お疲れさま。
ダンナはストレス社会で果敢に戦う悲しきサラリーマン・・・
毎日出勤しているダンナの休みは本当のところ一体いつなのか?
久しぶりに早めに帰って来た父親の顔を見て、「釣り~、釣り~♪」とせがむ長男。
ダンナ「おう、久しぶりに行くか!」
えっ、今から行くの?もう止めてよ。それに、まだ宿題終わってないよ!
どうせ坊主か、釣れてもサビキで小アジに決まってる。
(以前40匹の小アジを2時間半かけて3枚下ろしにしたことのある私・・・)
ふんっ、わたしゃ嫌だよ-。-;(料理するのめんどー)
小アジなら当然、キャッチ&リリースで頼むよっ。
間違っても持って帰って来るんじゃないよっ!
止めるのも聞かず、出て行く二人。
そして小1時間後。
「ただいま~!」
・・・どうせまた小アジだよ。(どんなに小さくても塩焼きしかしないぞっ。)
「見て見て~。すごいよ!」
なんとそこには黒メバルとガシラが・・・
黒メバルもガシラもめったに買わない(いや、買えない)高級魚!
両方合わせて5匹も!
しかも、まだハネている!!
一番大きいガシラ。約20センチ。
エラが動いてるよ。
どうやって釣ったの?
「テトラポットで穴釣りしてみた。」とダンナ
やった!今晩の食費浮いたぜ!(とほくそえむ私。)
「ただいま~」
そこへスイミングスクールに行っていた次男が元気よく帰って来た。
「えっ!?なんでこんな魚あるの?もしかしてお父さんとお兄ちゃん、釣り行ったん?」
みるみる青ざめる次男。
「なんで僕置いて、勝手に釣り行くんや!もうスイミングなんて辞めてやる~!!」
絶叫&号泣する次男。
うろたえるダンナと長男。
しょうがない、ここは私の出番だ。
泣き叫ぶ次男をなだめる方法はただひとつ。
「ほ~ら♪100円あげるから、好きなお菓子買っといで。」
「えっ、いいの?」
「いいよ~今日は特別!」(だって食費浮いたし♪)
(→しかし翌日、買ってきたお菓子を長男に奪い取られ、結局再び号泣するはめになることを、このときはまだ知らない次男であった。)
とれとれ、ピチピチから煮付けになったガシラ。(調理 byおばあちゃん)
ハネていたため怖くて捌けず、おばあちゃんに調理を頼む。
旨かったです。ごちそうさま!
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