出会った人たち

2007年3月 5日 (月)

世界一周サイクリスト

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仕事での多くの出会いが、私の日々の活力になっている。

昨年、インタビュー記事の取材でお会いした待井剛さんは、かつて驚くべき偉業を成し遂げられた方だが、それだけではなくその生き方において、とても輝いたものをお持ちの素敵な方だった。

彼は1992年から1998年まで、実に6年かけて世界117カ国を自転車で走破し、世界一周を果たした人物である。

世界訪問国数117カ国は日本人サイクリストとしては最多記録であり、この記録は未だ破られていない。

高校時代に世界一周の夢を抱き、夢実現への挑戦を『絶対成功人生プラン』として1枚のメモに書き綴った。

卒業後、大阪の運送会社に勤め、その資金で日本一周。

次は世界一周を目標に、3年間佐川急便で働き、1千万の旅行資金を貯めて旅立った。

北米から南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、オセアニア、最後の韓国まで、走行した距離は地球約3周分の11万6千キロを超える。

厳しい自然と向き合いながら続けた旅はその行程のほとんどが野宿というまさにサバイバルの旅。

美しい風景、厳しい自然、環境破壊の進む大地、途上国の貧困や飢餓、言葉の壁、そして一方で出会った人々のあたたかさ。

彼が見てきた一言で言い表せない世界を、訥々と語ってくれた。

長い6年にも及ぶ旅はきっといいことばかりではなかったはずだ。

ノルウェーでは盗難、カメルーンでは強盗に会い、ニジェールでは病に倒れアフリカに負けたと悔し涙を流したこともあったという。

強盗にあったカメルーンでは明日の糧にも事欠くストリートチルドレンが絶望する彼に食べ物を持ってきてくれた。

こうした多くの出会いがあればこそ、ペダルを踏み続けることが出来たのだろう。

最後に聞いてみた。

「物質的には恵まれていて何不自由ない時代に生きているけれど、私たちは必ずしも生き易いとは言えない環境にありますね。いじめや自殺、引きこもりやニート・・・この時代、夢を持って生きなさいなんて言われても、将来何がしたいのかわからない、今をどう生きていいのかさえわからないという若者が大勢います。そんな人たちにアドバイスというか、メッセージをいただけませんか?」

「そんな大きなことは言えないけれど・・・叶えたい夢が見つからなくても、一度は親元を離れて旅に出てみて欲しい。それほど遠くじゃなくてもいいから、今生きている現実から離れて外に出てみるといいんじゃないかな。そうすると、気づかなかったことに気づいたり、見えなかったものが見えてくると思う。わかりやすく言うとね、アフリカの貧困や飢餓はテレビや新聞で見て、なんとなく知っているわけだけど、本当の飢餓がどういうものかはアフリカに行ってみなければ多分わからない。一度アフリカに行くと、心底食べることの出来るありがたみを感じて、もう残したりするなんてことは出来なくなっちゃうんですよ。そんな実感の伴う体験をして欲しい。それと、人との出会いもね・・・たくさんの人に支えられて自分が生きているんだってことがわかってくるよ。可能性を信じて、『今』というこのときは二度とやってこないんだから。やらずに後悔するより、やってから後悔したほうがいい、絶対そう思う。」

素顔の待井さんは、世界一周を成し遂げたという気負いなど微塵もない、恥ずかしがり屋の少年のような一面を時折のぞかせる、とても純粋で誠実な方だった。

夢への情熱と強靭な意志の力で、夢を実現させた有言実行の人。

もう一度自分の生き方を考えてみようと思った出会いである。

「出会いが宝」とおっしゃる待井さん、私にはあなたとの出会いが宝になりました。

ありがとう。

Malashadow

待井 剛氏 :長野県諏訪市出身。兄は元リレハンメルオリンピックエアリアル選手の待井 寛氏。自己資金のみで自転車による世界一周を達成。帰国後、ジャパンアドベンチャーサイクリストクラブより、第3回地球体験ペダリアン大賞受賞。現在、兵庫県三木市の老舗和菓子店『明月堂』副社長として、また和菓子職人として手腕を振るう。多忙な仕事のかたわらライフワークとして続ける講演活動は110回を超え、地球人としての視野を持つことや夢を追うことの素晴らしさを語っている。

待井さんのHP 『自転車世界一周 出会いが宝』

Namibu312 1997年ナミビアにて。

待井さんの数々の写真の中で一番印象に残った写真。

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2006年9月19日 (火)

主婦の星☆

ぴあフィルムフェスティバルグランプリ受賞作品『はっこう』を見た。

大学時代の友人、熊谷まどかが撮った自主製作映画だ。(9月11日のブログ参照。)

いや~良かった。友人の欲目を差し引いても、文句なくおもしろかった。

主婦の当たり前の日常が、次第に当たり前でなくなっていく。

じっとりとまとわりついてくる真夏の京都の澱んだ空気がスクリーンから流れ出す。

まさにこの空気が育児に悩む主婦の狂気を煽っている。

育児ノイローゼというシビアなテーマをシビアに感じさせない、随所に見られるブラックユーモアも彼女らしい。

ノイローゼから幻覚・幻臭、ついにはすさまじい強迫観念に駆られてフラメンコを踊ってしまうという、苦い笑いを誘うシーンも。

人間はなんて滑稽なんだと思わずにいられない。

わずか30分のフィルムに人間の簡単には表しがたい感情が凝縮されて詰め込まれていた。

そして、オチはシュールだった。

順調な水の流れがふとした瞬間に澱みに変わっていくという川の流れの映像を伴った、一見映画のストーリーとは何の脈絡もないオープニングが、実は最後のオチを暗示しているという巧みな構成だ。

上映後、彼女と顔を合わす機会があった。

10数年ぶりに会う彼女は全く変わっていなかった。

主婦監督がグランプリ、しかも37歳史上最年長かと話題の彼女もここまで来るのに紆余曲折があった模様。

遅咲きだけど、今や主婦の星だよ、すごいよ。

神戸でも上映会あり。是非!

9月30日(土) 19:00~ @神戸アートヴィレッジセンターにて

彼女のインタビュー記事を見つけたので、興味のある方はどうぞ!(元気が出るよ!)→ココ

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そして今日、もうひとついいことがあった。

映画を見終わったあと、大学英文科の数少な~い友人の一人、さわちゃんと約15年ぶりに再会。

あ~楽しかった。

青春回顧してすっかり若返った気がするのは私だけか!?

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2006年9月11日 (月)

友人の快挙!!!

大学時代の友人「熊谷まどか」から手紙が届いた。

彼女と私は大学時代に所属していた演劇サークル『第三劇場』の同期生だ。

御所で筋トレ、新町別館の白壁に向かって滑舌発声練習、そして酔っ払っては芝居談義の毎日だった。

今でも夢を追い続ける彼女は大人になっただろうか。

相変わらずの汚い字に懐かしさがこみ上げてくる・・・

旧姓は「柊」、結婚して姓が「熊谷」に変わってもまだグラビアアイドルのような名前だ。

そんなことはさておき、彼女は現在、東京で自主製作映画の映画監督をしている。

なんと昨年のベストエンタテイメント賞に続き、今年もまた彼女の監督した映画が「ぴあフィルムフェスティバル」で賞をとったらしい。(注 「ぴあフィルムフェスティバル」とは森田芳光、黒沢清、飯田譲治など現在活躍中の映画監督を数多く輩出してきた若手映画監督の登竜門と言われる自主製作映画の祭典。)

タイトルは『はっこう

「一向に言葉を発しない幼児を抱え、いらだちが募る専業主婦の日常。不安が狂気に変わる姿をラテンのリズムで活写」しているそうだ。

とにもかくにも、おめでとう!!!

それもなんと今年はグランプリだ!

今年は絶対見に行こう!

そして将来、映画監督メジャーデビューの暁は昔のよしみで・・・

☆興味のある方は是非!!            

【大阪会場】  9月18日(月・祝) 16:30~  @HEP HALL  【神戸会場】  9月30日(土)   19:00~  @神戸アートヴィレッジセンター

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2006年9月 4日 (月)

心に残る出会い

仕事をしていると、日々さまざまな出会いがある。

ときどき初対面であるにもかかわらず、まるでお互いに古くから知っているかのように驚くほど波長の合う人に出会うことがある。

この春とある取材先でお会いした、フラワーデザイナーの陳 秀玲さんもそんな一人だ。

彼女は風水やカラーセラピーを取り入れたフラワーデザインを得意とし、ライフスタイルに合わせたアレンジメントを手がけている。仕事人として、とても魅力にあふれた人だ。

その陳さんと久しぶりにまた仕事をすることになりそうで、うれしくて早速コンタクトしてみた。ちょうど彼女も私に連絡しようとしてくれていたらしい。

彼女は今、転換期を迎え、新しい仕事の方向性を探りながら、ステップアップしようとしているところのようだ。相変わらず前向きに、ひたむきに、自分のやりたいことを追いかけている。

「私は、私のステージで輝いていきたいと思っています。」

彼女からのメールはそんな言葉で締めくくられていた。

彼女のこれからの活躍に期待したい。

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2006年9月 1日 (金)

GOくんのこと

GOくんは大学時代の忘れられない友人の一人だ。

キャピキャピ女子大生ばかりの英文科の中では数少ない男子学生。彼を含めた3人のアニキたちには、本当にお世話になった。(結婚式にも来てくれたよね!)

芝居漬けでほとんど勉強らしいこと何もしてなかった私が、無事大学を4年で卒業できたのは彼らのおかげもあると思う、多分・・・(いや、絶対)

ま、宿題とノートはほとんど見せてもらってたな。。。(というか、丸写し・・・)

そのGOくんは、今や仕事の傍らマウンテンバイクツーリングを主催しつつ、自らもマウンテンバイクライダーとして大会やイベントで全国各地を駆け回っているという何とも頼もしいお方だ。

その上、趣味が嵩じて『MTBで山に行こう』という本まで出している。

残念なことに、長らく年賀状のやり取りだけになってしまっていたが、先日彼のことをふと思い出して、本の著者名からヤフー検索してみた。

BINGO!やっぱりHPがあるじゃない! 

勢い込んで書き込みしたら早速返事が・・・

嗚呼、懐かしい・・・

近い将来、一緒に淡路島ライドできるとよいなぁ。長男にMTBライディング、手ほどきしてもらえることも楽しみにしておこう。

そうだ!実家の納屋で眠っているMTB、ちゃんと整備しておかないと!

MTB、アウトドアに興味のある方は是非!http://www.hid.co.jp/deepgreen/index.html

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