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2007年3月

2007年3月31日 (土)

キリムに魅せられて

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キリムとはトルコやその周辺、西アジア一帯の遊牧民によって使われ、受け継がれてきた実用的な手織物。

私がキリムと出合って、そろそろ2年くらいになるだろうか。

遊牧民の女性が家族のために、自分のために、何年も何十年も掛けて手織りしたキリム、その独特の色使いや文様は1枚1枚異なり、ひとつとして同じものはない。

風のように生きる遊牧民たちは、家畜とともに移動しながら、原毛を紡ぎ、草木などからとった染料で糸を染め、母から娘へと継承されてきた技法を用いてこのアーティスティックで色鮮やかなファブリックを織っていくのである。

キリムに織り込まれたモチーフには夢や願い、喜び、家族に対する愛、そして自然への畏敬の念など、名もない女性の秘められた想いが込められている。

私が感じるキリムの魅力は、それらが醸し出す、ロマンやドラマ性みたいなところだろうか。

キリム1枚から、織り手の表情や息遣いさらにはその人を取り巻く風景までもがイメージでき、それと同時に様々なイマジネーションをもかきたてられてしまうのだ。

遊牧民という言葉から連想する風景や暮らし、そしてそこからそこはかとなく漂うノスタルジーにも惹かれる。
 
ただの、実用品にしては、なんて複雑で手の込んだ色使いや文様!!
 
1枚1枚に膨大な時間を費やしたであろうことは容易に推測できる。
 
彼女らにとって、キリムは生活道具であると同時に人生を彩る装飾品、まさに自分の人生を生きた証として子孫に受け継いでいく特別なものだったのだろう。
 

キリムを通して感じる織り手の感性や自由な発想、想像力は驚嘆に値する。

商業生産されたものとは違い、普通の女性が家族のために織ったものだから、突然色が変わっていたり、モチーフがアシンメトリーに織られていたりすることも珍しくない。

キリムを織っている最中に何か彼女の転機になるようなことがあったのか、微妙な心の変化が現れているのか、何かの願掛けなのか、考えれば考えるほど不思議。

それともただ単に糸がなくなってありあわせで済ませただけなのかもしれない。(笑)

しかし、本当の意味は織った本人にしかわからないのだ。

明らかに途中から織り手が変わったとしか思えないような織りのパターンの変化に驚いてもみたり・・・

かつては1枚のキリムだったものが財産分与などで分けられ、別々のところに渡っていき、何年も何十年も経ってから、まためぐり逢うというようなこともあるのだ。

見る人の心を和ませ、気持ちまで癒してしまう不思議な魅力のあるキリム。

せわしない日々の雑務に追われて疲れた私は、今日もキリムを眺め、イマジネーションの翼を広げて英気を養うのだ。

 

Photo_5 トルコから海を越えてやってきた、リビングルームのボルドー色のキリム。

産地・シヴァス 

4カナット(4枚はぎ)オールドジジム

年代・1950年代

敷いて使われず、壁に掛けて使われていたため、ダメージはほとんどなく、状態も良好。

中央につけられた房は、ナザール(嫉妬や悪意の目から身を守ると言われている、トルコのお守り)

Kilims_027

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ダイニングルームの一角の読書スペース。

床に敷いてあるキリム/産地・コンヤ

椅子の上に敷いてあるものはへイベ(ラクダやロバの背に掛けて使う収納袋)/産地・シヴァス

年代・いずれも1950年代。

 

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2007年3月30日 (金)

クロスバイクで行こう

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本格的な春到来で、日増しにツーリング熱が高まりつつある私。

今日は天気もいいし、市街地(私鉄3駅分の距離)まで自転車で行ってみよう!

銀行で用事を済ませ、ちょっと買い物。

和菓子屋さんで見つけたもの。

003 これ、きれ~い(*^ ^*)

いつもお世話になってる、トルコの友人、EIKOさんに春の香りを届けてあげたいな。

よし、これアンカラに送っちゃお!

004_1 明石の魚市場、『魚の棚(うおんたな)』を抜けて・・・

005_1 昼網を求める人で、ここは相変わらずごったがえしている。

012 おっ!いかなご発見!

もうほとんど誰も見向きもしない。

だって、この大きさだもの・・・

011 今日のお値段は1キロ800円。

「3キロで2000円にまけとくで!」とおばちゃんの声。

うわっ。安っ。

でも、もうこの大きさじゃね・・・

史上最悪の不漁で、熾烈極まりない争奪戦が繰り広げられた、あの狂乱のいかなごバトルの時代は一体どこへ行ってしまったのか・・・

なんか虚しさだけがつのる・・・

008_1 くぎ煮バリエーション。

そういや、レモンはまだ作ったことないな。

来年やってみよ。

015 017_1

あこがれの黒谷商店のうなぎ。

もぉ、絶品です。

Hayaki_022 Hayaki_002

こっちは菊正宗のCMにも登場した、かの有名な焼きあなごの林喜商店

こっちも、超絶品です。

 

そして、帰りはいつもの海沿いのサイクリングロードを通って。

023

今日は、春霞。

残念ながら、パールブリッジ(明石海峡大橋)も淡路島もほとんど見えず。

031_1 もう早、潮干狩りをする人が・・・

ちょっと早くないか?

暖冬だったからかな・・・

私もそろそろ、いつものポイントをおさえねば・・・(ナイショの潮干狩りポイントがあるのよ♪)

029

海岸でちょこっと一休みしてから帰ろうっと。

また、遠出したくなってきちゃった^-^

 

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夫婦な関係

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実はこの際だから告白しちゃうけど、私とダンナは14歳の年の差夫婦なのだ。

(あ、誰!?いくらうちのダンナが若く見えるからって、私のこと姉さん女房なんて言ったの!シバくよ!!)

若くて美しい嫁をもらってしまったダンナはどうやら私のことが心配でしょうがないらしい。(あ、 ”美しい”は余計だって?ごめん^ ^A)

用もないのにメールはしてくるし、しょっちゅう電話してくる。

しかも私がつかまらなければ、なんかひとりで大騒ぎしてる。

あんた、ヒマか・・・ー_ー;

いつ仕事してるねん・・・

悪いけどアタシ忙しいねん。

用もないのに電話してくるなっ!電話代もったいないやろっ!

って言いながら、大概は適当にあしらってやるのさ。

(あ~、私って悪い妻。ごめんね、ダーリン。)

今朝もまたダンナがオモロイことを言い出した。

「お前、そんなオバシャツ着るなよ。」

へえ~っ。じゃあ私がレースヒラヒラのセクシー悩殺下着で”いってらっしゃ~い”なんて言ったら、あんた会社に行けるの?

「いや、それは・・・」(考え込むダンナ)

(ちょっと冗談言っただけなのに、この人ってホント単純。)

でしょ!?だからこれくらいがちょうどいいのよ!

(まだしばらくオバシャツの世話にならなきゃ、冷えるしね。)

「そうか、そうだよな。」

って、納得したんかい!アンタ!?

で、今日も元気に出勤するダンナ。

あ~うちのダンナってホント面白いわ。

 

注意:この物語はフィクションであり、実在の人物とは何ら関係はございません。 

 

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2007年3月29日 (木)

Your way, My way

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先月、高校時代からの友人Mちゃんと偶然近所のスーパーで会った。

そのとき急に彼女が言った。

「私、離婚してん。」

えっ!そうなん!?・・・(ちょっと言葉が続かない)

「それでね、再婚したの。」

はぁ?もう早・・・早い・・・ね・・・

「だって再婚するために離婚したから。」

(ええっ!?それってひょっとしていわゆる略奪婚とかそういう類のやつか・・・?)

ちょっと待ってぇよ・・・そんな話こんなとこでしてええの?

「うん、皆には言ってるし。もう決めたことやから。」

あっけらかんと言う彼女。

子どもどぉすんの~?

「もちろん連れて行く。市内だけど校区変わるからね。転校する。」

で、新しい旦那さんは?

「あ、それ高校の時の1年上の先輩。ずっと友達やったんやけどね。やっぱり私はこの人といる方が居心地いいねん。でね、再婚するために離婚した。」

高校の先輩だったら、ひょっとして私知ってるんじゃないの?

あ、でももうこれ以上聞かんへん。

なんか、しゃべってたら頭クラクラしてきた・・・

あんた、アグレッシブな生き方してるわ。

ある意味うらやましいわ・・・

などと話しつつ、レジが混んで来て、そのまま彼女とは別れた。

で、私は大事な一言を彼女に言うのを忘れていた事に気づく。

しまったな。

ひょっとすると、もうこうしてスーパーで偶然顔を会わせることはないかもしれない。

今度彼女にはいつ会えるだろう。

そう言えば、Mちゃんきれいになってたな。

自分にとって一番必要な人といるために、すべてのしがらみを取り去って人生をリセットしたあんたをスゴイと思うわ。

他人にはわからない苦しい葛藤があったはずだけど、それを乗り越えて今きっと幸せなんだね・・・

もし今度どこかで会ったら、

会うことが出来たら、

そのときはちゃんと言おう。

「おめでとう!」って。

   ・

   ・

   ・ 

でも、Mちゃん、私は堅実に生きてくわ・・・

 

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2007年3月26日 (月)

岐路に立つ

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女の人生は、とかく岐路に立たされることが多い。

そう、この日私は人生何度目かの岐路に立たされていた。

200703051421000_3 神戸駅にて。

200703051419000_2 薄い雲に覆われたハーバーランドの街並みを眺めながらふと頭を掠める甘い誘惑と目の前にある現実という名の幸せ。

私の進むべき道は一体どっちなのか?

   ・

   ・

   ・

   

   

   

200703051418002_1

それはもちろん、山陽本線。

家は明石ですから。

 

そういえば・・・

去年三ノ宮駅前に出来た「ミント神戸」、まだ行ってなかったな~

あ、でも子どもが帰ってくるし、今日のところはやっぱ帰ろ(ー_ー;

   ・

   ・

   ・

鉄道マニアが泣いて喜ぶ(?)鉄道標識。

山陽本線0キロポスト。

東海道本線の終点と山陽本線の起点はここ神戸駅にある。

実際は列車はスルーで運転されているため、終起点といったある種の哀愁が漂うといったことは残念ながらまるでない。

 

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2007年3月25日 (日)

さよなら 明石海洋少年団

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長男がかれこれ4年お世話になった明石海洋少年団が今日解散した。

設立は昭和58年、24年の歴史に幕を閉じたことになる。

解散の理由は、指導者の高齢化と後継者不足。

本当に残念でたまらない。

昨年秋に、大阪の団に譲り渡すため、愛着のあるヨットとカッターを掃除をした時は、さすがに本人も少し寂しかったらしい。

帰って来て、「今日でヨットは最後やった・・・」とぽつりと洩らした。

春から秋にかけては、ヨットでのセイリング、遠泳、トローリング、カッター訓練、淡路島でのサマーキャンプ、近畿地区大会、野外活動と、家庭や学校では絶対出来ない経験をさせてもらった。

冬には港湾清掃のボランティア活動や学科講習、海上保安庁の巡視船にも乗せてもらった。

夏になると、手旗やロープワークの競技・競泳などの表彰状や浜で拾った貝殻や小石をたくさん携えて、地区大会やサマーキャンプから真っ黒に日焼けして帰って来るのが、私はいつもとても楽しみだった。

そんな長男の姿が今年の夏からは見られないのかと思うとちょっと切なくなる。

ここ1年はサッカーとの両立が苦しくなり、本人は一時は団をやめることも考えていたようだが、頑張って最後まで続けてくれて本当に良かったと思う。

ここでしか体験できないことを体験させてもらい、自身の成長の一助となったことは間違いない。

あなたが大人になっても、折に触れてここでの経験を思い出すことがありますように。

母は願ってやみません。

さよなら、明石海洋少年団。

どうもありがとう。

 

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2007年3月24日 (土)

漫画『イキガミ』

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たまに訪問させていただいているある方のブログで、この本(漫画)が紹介されていて、最近は漫画などほとんど読まないのだけど、たまらなく興味をそそられ、読んでみたくなった。

なんだか数々のメディアでも話題になり、書店でも売り切れ・在庫切れになっているところも珍しくないとか。

私は書店に行くのが面倒なので、ちゃっかりアマゾンでネット注文したのだが、届くまでの数日、自分の中でもどんな話なのだろうかとどんどん想像が膨らんで、かなり待ち遠しかった。

そして、先日この本が届いた。

瑣末な部分はさておき、総じては期待に違わなかったというべきか。

 

『イキガミ』  間瀬元朗 著

死の24時間前に配達される「死亡予告証」・・・通称「イキガミ(逝紙)」

仮想国家日本では、「国家繁栄維持法」という法律で、小学校入学時に、ある予防接種が義務付けられている。

注射には、1000人に1人の確率で18歳から24歳のあらかじめ設定された日時に、その人物を死亡させる特殊なナノカプセルが混入されている。

「死」への恐怖感を植えつけることにより「生命の価値」を再認識させることが目的であり、それによって社会の生産性を向上させようとするもの。

当たった人間には、設定日時の24時間前にいきなり「イキガミ」が届く。

この「イキガミ」を受け取った若者たちの最後の24時間とイキガミ配達人の区役所戸籍課・藤本の苦悩と葛藤を描いている。

 

イキガミを受け取った人物の最後の1日のエピソードを1話完結のオムニバス形式で描いてある。

1回1回余韻を残しつつ泣けるような話に持っていこうという作意が読み取れてしまったり(ひねくれ者の私的にはね、他の人はどうだかわからないけど)、舞台が文化的には今の日本と全く同じってところやツッコミどころ満載の「国家繁栄維持法」の矛盾点など、気になるところはあるけど、そういう虚構の世界なんだと割り切って読めば、率直に言ってかなり興味深くておもしろい。

さらに、漫画では重すぎるような「絶対不可避の死」をテーマにしているわりに、ストーリーとしてはそれほど後味は悪くない。

数年前に社会現象にもなった『バトル・ロワイヤル』と並べて語られていることが多いみたいだけど、私としてはむしろ、絶対的な思想国家の冷酷さとか、反逆者は退廃思想者として矯正されたり粛清されたりするようなところが、ジョージ・オーウェルの『1984年』を彷彿としてしまった。

もちろん、二つの作品のトーンは全く違っていて、『1984年』が書かれたのは冷戦下のイギリスだし、スターリン時代のソ連を連想させる極めて思想的要素の強い、一種独特の世界観で構成された極端に空想的な作品ではあるけれど。(当然、こちらは人間ドラマではないし。)

ちなみに『1984年』の方は、人間の自由を抑圧し統制する全体主義社会で一人の党員ウインストン・スミスが体制に対して疑問と反発を感じ始め、ほんの少しの好奇心から真実に近づこうと試みたことで、人間精神を徹底的に破壊され、矯正されたのち、喜びとともに処刑されるという恐ろしい顛末が思想国家に支配される恐怖感と絶望感を伴って描かれている。

一漫画と20世紀を代表する文学作品を同じ土俵で語ろうだなんて、愚の骨頂、馬鹿馬鹿しいにもほどがあるって批判されそうだけど、私には『1984年』の主人公とイキガミ配達人の藤本の葛藤が読んでいて、ふっとダブってしまったのだ。

この漫画、今のところ3巻までしか出ていないので、舞台設定の仮想国家日本の社会システムの全貌はまだ明らかにされていないようだ。

作者が『1984年』を読んだことがあるのかどうかは知らないけれど、もしイキガミ配達人がこの制度への疑問を持ち始めたことに端を発し、「国家繁栄維持法」の矛盾をつくような行動を取り始めるという展開も視野に入れてこの漫画が進んでいくとするなら、この漫画の結末は『1984年』と同じじゃないのかな。

もしホントに主人公が体制壊しちゃったらコメディになっちゃうしね。

それとも話の幅を広げず、イキガミを受け取った若者の最後の1日に焦点が当てられたまま、複数の人間ドラマがパターン化してちまちまとストーリーが展開していくのであれば、そのうち飽きてきそうだし、あまり長く連載されない方がよいのでは・・・?と思う。(めっちゃエラそうな私。余計なお世話だね。ゴメンなさい。)

どっちの線で進んでいくのか、この漫画の今後の展開が非常に気になるところである。

この本については、ブログなどを通じて、色々な方があらゆる角度から紹介したり、感想を述べられたりしている。

「感動した、泣けた、自分も頑張って生きるぞ!」的なポジティブ派の意見から、「期待はずれ、設定にムリがある、こんなので泣けるなんて馬鹿じゃないの」なんてネガティブ意見まで賛否両論あり、確かに物議を醸しだすに値する内容であることは間違いない。

サブタイトルは『魂揺さぶる究極極限ドラマ』。

魂まで揺さぶられなかったにしても、私の中に一石投じてくれたことは確かだ。

そして学生時代に魂を揺さぶられた『1984年』を思い出させてくれた有り難い漫画でもある。

興味のある方は一読をオススメします。

さらに、もっと興味のある方は『1984年』もオススメします。

  

漫画『イキガミ』

「今日の晩御飯なにしよ~」と考えることに疲れたときに読むには持ってこいの漫画です。

 

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2007年3月23日 (金)

髪を切った

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髪を切った。

ばっさりいった。

こんなに短くしたのは中学生か高校生の時以来じゃないか。

でも、実はショートヘア願望はもうかれこれ1年以上前からあったのだ。

今までは何故か美容院で、「短くしてください!」というたびに、

「いや、夏ですから短くすると襟足が暑苦しいですよ。ロングだとアップに出来ますからそのほうが涼しいですよ。」

とか

「冬場に切ると首周りが寒いですよ。切るのはもう少し暖かくなってからでもいいんじゃないですか。」

とか言われるのである。

じゃあ春や秋なら文句ないだろうと言うと、今度は

「今すぐ短くしなくても、二、三回に分けて徐々に短くしていけばどうです?色々なスタイルが楽しめますよ。今日のところは5センチほど切っておきましょうか?次に来られたときにもう少し短くしましょう。」

って言われる。

で、優柔不断な私はイケメン美容師のお兄ちゃんにそんなことを言われるとつい、

じゃあ、お任せします♪

とか言っちゃうのである。

で、家に帰っても私が髪を切ったことに気づくヤツなど一人もおらず、

「今日、美容院行ってきた」って言うと、

「へ~それで、どこ切ったん?」

なんて我が家の男どもは平気な顔して言うのである。

そうこうしているうちに、また髪は伸びて前と同じ位の長さになり、また美容院で

「短くしてください!」

って言うと、

「今回は10センチくらい切って、次かその次にショートにしましょう。」

って間の抜けたエンドレステープみたいに同じこと言われるのだ。

でこれが、何故か不思議なことに美容師さんが替わっても、美容院を替えても言われることは同じなのだ。

ひょっとして、どこかに『みいちゃんのショートへア化を反対する会』とかいうのが組織されているとか、

市内の美容室に一律「みいちゃんが来ても絶対ショートヘアにはするなよ」とかというおふれでもでてるんじゃないかと疑いたくなるくらい。

だが、今回こそは絶対ショートにしてやる!って荒ぶる決意を漲らせて、新たな美容院に殴り込みをかけてやった。

カット、カラー、パーマ、フルコースでっ!短くして髪型は変えますっ!

そしたら、これがまたナ~イスな超イケメン美容師兄ちゃんが言うのよ~

「短くするのはいつでもできるから、今回はセミロングかミディアムにしておいて次にショートにしませんか?」

また来た・・・

でも今日は負けない!

   ・

   ・

   ・

あれ・・・でも・・・

今まで考えもしなかったけど・・・

これってひょっとして・・・

ショートへアが似合わないとかいう致命的欠陥でも私にあるのか!?

・・・私、ショート似合いませんか・・・?

「いや、そんなことないですよっ!大丈夫です!」

ほんじゃ、ショートで♪

「決心・・・固そうですね・・・^ ^A」

ええ、かれこれ一年以上戦ってますから。

「へっ!?」

いえ、深い意味はありません^ ^ゞ

   ・

   ・

   ・

 

ということで、やっとのことで、ショートヘアになれた私。

なかなかイケてる♪って思うのだけど、

家族の反応は・・・

長男「お母さん、かわいい♪」

あ~アンタって正直でいい子ね*^ ^*

ダンナ「まあまあ、エエんちゃう」

愛する妻に、”ビュ~ティフル!”とか”ファンタスティック!”とか言えんのか!アンタはっ!

で、次男「お母さん、変やで。前の方が良かったわ。」

・・・アンタ、それ禁句・・・・・ー_ー;

   ・

   ・

   ・

巻き髪や夜会巻きともしばしのお別れ。

でも、頭が軽いのです(^ ^v

春物のワンピースでもダンナに買わせて買ってみようかな♪

 

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2007年3月22日 (木)

パールブリッジと恋人岬

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いつも本当に伝えたいことは言葉にならなかった

自分が言おうとしていることは知っているのに

 

神戸 垂水なぎさ街道・恋人岬とアジュール舞子にて

パールブリッジ(明石海峡大橋)を望む

 

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2007年3月21日 (水)

遅咲きのシクラメン

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このたび、アウトドア(全般)部門よりエッセイ部門にカテゴリー変更いたしました。

 

昨年1月7日、私の36歳の誕生日にダンナが赤いシクラメンの鉢植えを買ってきた。

実はシクラメンという花はあまり好きではなくて、

「シクラメンかぁ~~~」と言ったら、

ダンナにちょっと寂しそうな顔をされてしまった。

それでも花期の間は水をやったり日に当てたりと、ちゃんと世話をしていたのだけど、

夏場うっかり忘れていてほったらかしにしていたら、

葉は落ちて、危うく干上がりかけていた。

慌てて水遣りし、ちょっとお世話をしてあげると

秋が深まる頃に少し元気を取り戻して、葉も再び伸びはじめた。

 

そしてまた今年の1月7日、私の37歳誕生日。

濃い緑の葉は生き生きと茂っている。

しかし、冬の季節はとうに到来しているのに、何故か一向に蕾が出てこない。

あ~今年はもうだめだな、夏場ちゃんと世話しなかったからだなと思い、反省しつつ半ば諦めていた。

そして今日、久しぶりに和室の縁側に置いてあったシクラメンをふと覗いてみると、

知らぬ間に赤い花がいくつか咲いていた!_007_3

_012 うふふ。

なんだかちょっとだけうれしい。

遅咲きのシクラメン。

 

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2007年3月19日 (月)

京都にて・・・ 金閣寺

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Kyoto_032

室町時代、武家文化と貴族文化の折衷文化である北山文化を象徴する寺。

おなじみ足利三代将軍義満が建立したことで知られている。

正式名称は鹿苑寺。(ろくおんじ。金閣寺は通名であり、正式名称ではない。鹿苑寺という寺に金閣という建物があるだけのことなのである。)

総門をくぐり、木々に覆われた道を進んでいくと、急に視界が開け、絵葉書やガイドブックで見慣れた黄金に輝く金閣舎利殿が眼前に現れ、鏡湖池にその姿を映し出す。Kyoto_033

Kyoto_041好きか嫌いか問われたら微妙なところだが・・・   

豪華絢爛、きらびやか。

まあここまでピカピカのキンキンキラキラにしちゃったら、個人的好き嫌いは超越しちゃって、お見事あっぱれ!というほかない。

この金閣のために、鏡湖池があり、大小の島々があり、奇岩・奇石が配され、背景の衣笠山があるといっても過言ではないだろう。

時を越えて、財力と権力、栄華、そして義満くんのゆるぎない自信までもが伺えてしまう。

もし、私がこの時代に生きていればきっと、

かっこいいぞー! ナイスだ! 渋いぜ、義満 ついでに私の金閣も作ってくれ~」と

一人大歓声を上げていることだろう。

パンフレットや境内の張り紙などから察するに、寺側としては、「ここは金閣寺ではありません、鹿苑寺です!」と必死で主張しているようだけど、どう考えても無理だわね。

このインパクトですから。

ただ・・・

個人的に言わせてもらうなら・・・

社務所でキティちゃんのお守り(600円)を売っているのと、

英語名『The Temple of the Golden Pavillion』だけはどうしてもいただけない・・・

残念・・・

 

金閣寺といえば、昭和25年、金閣寺に魅了された若き学僧による金閣放火事件の実話をモデルにした三島由紀夫の『金閣寺』が有名。

これでも読んで、金閣寺の妖しい異次元の世界に酔いしれてみるのもよいかな。

  

<おまけ>

長男「お母さん、セロテープ持ってきた?」

なんで?

長男「金はがし・・・してみようと思って。」

コロコロコミックじゃないんだよっ!

このたわけ者!

  

   

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2007年3月18日 (日)

京都にて・・・ 竜安寺

<「人気ブログランキング」 ←今日は何位?click! click!>Kyoto_002

Kyoto_003_1 Kyoto_010_1

わずか75坪の白砂の空間に大小15個の石が点在する。

写真で見るよりも実物は意外にも狭く、驚かされる。

しかし、方丈の縁に腰を下ろし眺めていると、凡人の目にも無限の広がりが見えてくるから不思議だ。

作意については、謎めいた諸説が色々あれど、見る者の自由な感性で感じ取ってもよいだろう。

「物事は近づきすぎるとその本質を見失うことが多いというのを表しているのだよ」

私の後ろで鑑賞する人が外国人観光客に語っているのをちらりと耳にした。

15個の点在する石はどの角度から見ようとも、15個すべて見渡すことはできない。

最初隠れていた石が現れると、今まで見えていた別の石が姿を隠す。

「これは物事の全貌は見えないものとする禅宗の解釈によるものなのです。」

後から来た団体客のバスガイドが説明する。

 

この石庭のもたらすものを、どう受け取るかは私の自由。

感じるままに、感じてみよう。

  

京都・竜安寺。

極限まで無駄を削ぎ落とした簡潔美。

静寂のなかに、時を忘れて癒されます。

   

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2007年3月13日 (火)

『バグダッド・カフェ』

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『バグダッド・カフェ』

この映画は大学時代に、友人だった熊谷まどかが勧めてくれた映画。

若かりし頃見たときは、構図と色彩がやけに鮮明で印象には残ったけど、「うん、なかなかいい映画だったわ~」くらいにしか思わなかった。

長らく忘れていたのだけれど、去年彼女と再会してのち、レンタルビデオ屋で偶然に見かけ、なんだか無性にもう一度見たくなってしまったのだった。

それで、去年の秋、DVDを買ってしまった。

場所はアメリカ西部、モハべ砂漠にある、ハイウェイ沿いの寂れたカフェ&モーテル『バグダッド・カフェ』。

砂塵の舞う乾いた黄色い世界とジェベッタ・スティールの『コーリング・ユー』。

物憂げで乾いた映像色とシンプルで透明感のある曲が見終わった後もリフレインしてしまう。

その『バグダッド・カフェ』の女主人ブレンダは人生に疲れ果てている。

甲斐性のない夫、遊びほうける娘、ピアノが下手ながらピアニストを自称する息子、売れない画家・・・

彼女は彼女を取り巻くうだつのあがらない人々に対し、また自分の人生のすべてに対してありとあらゆる怒りをぶつけ、すさまじい憤怒をほとばしらせる。

彼女の怒り方がなんというか・・・他人とは思えないんだな~

あはは、この怒鳴り方・・・結構自分に似てるかも(苦笑)

ひとしきり怒涛の怒りを放出させた後、夫は出て行き、彼女は一人砂漠の乾いた風の中で頬に涙を伝わらせる。

昔見たときにはわからなかったけど、大人になった今ならその気持ちがよくわかる・・・

そこへやってくるのが特異な風貌のドイツ人女性のジャスミン。

彼女もまた、旅行中に夫と大喧嘩し、砂漠のど真ん中で車を降りる。

歩き続けてたどり着いて来たのがこのカフェだった。

彼女の出現と一風変わった行動が、カフェに集う人々のすさんだ心と閉塞感を少しずつ拭い去っていき、乾いた砂漠の風のなかにだんだんと潤いのある空気を押し広げていく。

そしてついに、怒りの鬼だったブレンダさえも心を開かせ、いつしか二人に親密な空気が流れ始める。

ビザ切れの発覚というアクシデントでジャスミンは本国に送還され、カフェはうらびれてしまうのだが、再び舞い戻って来たジャスミンとそれを受け入れるブレンダの二人によって、カフェはかつての、いや、それ以上の活気を取り戻していく。

ジャスミンとブレンダが荒涼とした砂漠の中で再会を果たして抱き合うシーンが好き。

そして印象に残るのがブレンダの表情の変化。

とげとげしい表情がどんどん柔らいで、戻ってきた夫に見せる微笑が最初の怒りモードの表情とは別人で、なんとも言えず美しくてうっとりしてしまう。

多分ね・・・

当たり前のようにある人生も、この映画のようにふとした出会いやささいな出来事の積み重ねでちょっとずつ変わっていくんじゃないかなと思うのよ。

『バグダッド・カフェ』

折に触れて何度も見返したくなる、my very best of ビタミン映画。

ハリウッド映画のような派手なアクションや激しい展開はない。

ただ淡々とエピソードが綴られていくだけなんだけど、乾いた砂を水が潤していくように、ゆるやかにじわじわ心に来ます。

単純な私は、今日もこれでまた元気になれました^ ^v

 

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ぁ、それから女の友情ってことで、この映画を私に紹介したアナタ!

まどかさん!

神戸に帰ってくるときにはぜひご一報を!

待ってるよん♪

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2007年3月12日 (月)

恐るべし、くぎ煮の威力

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先日いかなごゲットし、ようやく我が家にもが訪れた。

ところがその翌日の晩のこと、くぎ煮を食べながら突然ダンナが言った。

「これ、くぎ煮、明日S市のお客さんとこ持って行くわ。」 

   ・

   ・

   ・

えっ・・・!?

スミマセン。

聞こえなかったんですけど・・・

 

「世話になってる人やねん。明日持って行くから包んどいて。」 

 

ガーン・・・(T-T)

 

あんなに苦労して手に入れて料理したくぎ煮を・・・

あなたは営業ツールにするというのね・・・

いいの、いいのよ、悲しいけれど・・・

所詮、私は日影の女。

愛するあなたのためなら・・・耐えて忍んでみせましょう。

どこまでも・・・

うううっ・・・

   ・

   ・

   ・

どこへでも持って行きやがれー!

コノヤロー! 

 

(※ちなみにS市はイノシシで有名な、兵庫県中部の山間部。逆立ちしたっていかなごは手に入らない。)

 

それより、また明日から『いかなご求めて三千里』のジプシー生活だよ・・・

   ・

   ・

   ・

その翌日の晩、ダンナが帰宅するなり言った。

「いかなご、めちゃくちゃ喜んでくれたわ~」

そりゃそうだろ、このいかなご大恐慌時代くぎ煮が勝手に歩いてやって来たんだからさっー_ー;

 

「でな~お前、驚くなよ~お返しに米もらったぞ~ほらっ!」

Dsc04681 米30kg×2・・・

なんと・・・

 

合計60kg!!!

 

くぎ煮→→→米60kg!!!

 

恐るべし、くぎ煮の威力・・・

 

そしてダーリンの営業力にも・・・

 

参りました・・・<(_ _)>

 

  

あと5kgくらい炊こうか?くぎ煮。

いらん?

 

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2007年3月10日 (土)

いかなご争奪戦終結!

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みなさま、大変長らくお待たせしました。

熾烈ないかなご争奪戦もついに終結。

そうです!

長かったジプシー生活に別れを告げる日がやってきました。

じゃじゃ~ん! 

いかなごゲット~~~

Ikanago_018

そうよ、私はあなたに会うために生まれてきたの。

恋焦がれたあなたに会うために私は何度足を運んだことでしょう。

いかなご第1便の入荷時間に合わせて殺到していたおばちゃんたちが、激しい争奪戦を繰り広げて去っていった午後の昼下がり・・・

閑散としたスーパーでついにあなたを見つけました。

魚売り場でぼんやり一人佇む私の前に少し早めに入荷した、昼網のあなたが運ばれてきたのです!

200703081317000

値段は1280円とお高めですが、もう私の心に迷いはありません。

そして、背に腹は変えられません

何人足りとも、私たちを引き裂くことはできないのです。

ゲットするのみです。

さあここからが勝負です。

なんと言っても、いかなごは鮮度が命。

水揚げ後4時間以内の調理が望ましいと、明石浦漁協も声を大にして言います。

でも・・・

ちょっとその前に・・・

いかなごはやはり瀬戸内限定の春告げ魚。

他地域の皆さまにも一度ご覧いただきたく、拡大写真をご用意しました。

Ikanago_021_1 大きさは3,5~4,5cmくらい。

くぎ煮には最適です。

おっと、こんなことをしている場合ではありません。

水で洗ったあと、いかなごは急速に劣化が進むと言われます。

Ikanago_025 煮立たせた調味液(しょうゆ、ザラメ、みりん、酒、千切り生姜)の中に急いでいかなごを投入します。

『煮立ったところに、いかなごを一度に入れ、だしが均等に回るように素早く手でかき混ぜる』と兵庫県漁連のレシピにはありますが、そんなことはとてもできません

 

お上品な私はもちろん木べらを使います。

Ikanago_029 次はアルミホイルの落し蓋をして強火で一気に煮立たせ、吹きこぼれない程度の火加減で煮ます。

 

吹きこぼすと、B級品のくぎ煮にしてしまうのでこのとき、お鍋から絶対に目を離さないこと。

 

そしてどんなに愛するいかなご様が気になっても箸でかき回してはいけません。

Ikanago_033

煮汁が減ったら落し蓋を取り、お鍋を時々揺すりながら、弱火で汁気を飛ばします。

Ikanago_035 ザルに上げ、汁気をしっかり切って、冷まします。

Ikanago_041 かんせ~い!

これが瀬戸内のソウルフード、

いかなごのくぎ煮です。

Ikanago_038 ダーリンには申し訳ないけど、ひとり祝杯です。

長かったいかなごジプシー生活に別れを告げた瞬間・・・

ようやく我が家にが来ました^-^

 

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2007年3月 7日 (水)

続 いかなごジプシー

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いかなご争奪戦第2ラウンド。

(いかなご争奪戦第1ラウンドはこちら→『いかなごジプシー』

一番近いスーパーにて。

またしても・・・

200703071442000_1よ、よ、予約ぅ~?

先に言ってくれよ・・・

次は、魚屋。

当然のことながら、ここもなし。

その向かいの別のスーパーには・・・

   ・

   ・

   ・

あ、あ、あ、200703071604000 あったー!!!(@0@)/

なんと!4パックものいかなご様が鎮座されているではないかっ!

やっとめぐり合えたのね~

愛しのいかなご様・・・

このときを待っていたのよ~~~♪

んんっ!? @0@;;

200703071444001 せ、せんっ・・・なな・・・ひゃく・・・

1,700円!!!

いかなご1キロ1,700円!?

(ちなみに通常、いかなごの相場は8~900円前後だ。)

うっそ~!?

か、買えません・・・(T-T)

   ・

   ・

   ・

またしても、撃沈・・・

無念です。

 

<本日のイカナゴ速報> (兵庫県漁連HPより)

天気・海況  : 晴れ

漁模様    : 大阪湾少量、漁獲量は極少量

新子のサイズ: 3.5~4.0cm

くぎ煮の適正: 適

『全域出漁しましたが、イカナゴ漁不良です。

2日間の大風でどこかへ行ってしまったのか?

 

どこかへ行ってしまったのか?って・・・

なんで疑問形やねん・・・

 

そんなこと知るわきゃないだろっ!

私に聞くなーっ!!!

 

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2007年3月 6日 (火)

いかなごジプシー

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ちまたでは、暖冬の影響でいかなごの生育が思いのほか早いとの噂でもちきり。

もういい加減、いかなごを炊かなくてはと気持ちばかりが焦るのだ。

(明石のいかなごフィーバーぶりについての記事はこちら

今朝、何気なく新聞の折り込みチラシを見るとそこにはなんと・・・

Ikanago_004

いかなごが特売!?

1キロ798円だぁ?

10日締切の仕事と確定申告の書類もまだ出来てないけど、まあええわ。

今日炊かずしていつ炊くか!

よし、やるか!

生姜の千切りに、買い置きしていた調味料、母から借りた大鍋。

Ikanago_016 そして、出来たいかなごを入れる『いかなごパック』も。

Ikanago_002 準備万全。

あとは肝心のいかなごをゲットするのみ。

ここらのいかなごの第1便の入荷時間は午前11時頃。

狙った時間に合わせ、いかなごのノボリはためく一番近くのスーパーへ。

Ikanago_005  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

いざ、魚売り場へ!

あれ???魚売り場に生いかなごは皆無・・・

ひょっとして、もう売り切れ!?

しまったあ(>o<)

甘かったか・・・

いや、まだ諦めないぞっ!お次は魚屋だ!

ここもおばちゃん、並んでないやん・・・

その向かいの別のスーパーはどうだ!

魚売り場の前に4~5人のおばちゃんがたむろしているではないか!

ひょっとして入荷待ち!?

「いかなごねぇ・・・」

なに!?いかなごはなんなのっ!?(耳ダンボ)

もうすぐ入荷するんかっ!?

「私は山椒で炊くのが好きなんよ。」

「いやいや、鷹の爪入れるとおいしいで。」

単なるいかなご談義に花を咲かせていただけだった・・・

そこへ魚売り場のお兄ちゃんが通りかかる。

一人のおばちゃんが「なぁ、いかなご、まだなん?」

「今日は入らないみたいですわ」

「ええっ!今日はしけなんか。」どよめく、おばちゃんたち。

「ほな、また明日来よか、なっ!」

「そやね。じゃあ、また明日。」

いかなご待ちのおばちゃんグループは強制解散。

うそ~、なんでっ!?こんなにいい天気なのに!

昼からは入るはずだよ、絶対。

こうなったらいかなご漁船を肉眼で確認してやるぜっ。

海岸に降り立つが、あっち見ても・・・

Ikanago_008

 こっちみても・・・

Ikanago_009 いかなご漁船は皆無・・・

天気は良いが、どうやら海は強風で、思いのほか波が高いようだ。

うううっ・・・『休漁』の二文字が頭をよぎる・・・

帰り際、最初に行ったスーパーの前を通りかかったら・・・

200703061321000 遅いんだよ・・・

しょうがない、夕飯の買出しでもしておこうかな。

スーパーのレジのところでこんなものを見つけた。

Ikanago_011イカナゴの新子ちゃん』に『イカナゴの新平くん』。

ついにいかなごキャラクターまで登場だ。

ふと裏を向けると・・・

なんだっ、これは!!!

Ikanago_014 『イカナゴ速報』だぁ!?

ラジオにイカナゴ新子情報HPまで!

イカナゴ新子情報を見てみる。)

『西風強く、播磨灘は休漁大阪湾側も強風のため、9時には帰港。

本日のイカナゴ漁は、ほぼ休漁状態です

   ・

   ・

   ・

撃沈・・・

惨敗です(ToT)

バカヤロー!!!

このテンションの持って行き場はどこに~

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2007年3月 5日 (月)

世界一周サイクリスト

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仕事での多くの出会いが、私の日々の活力になっている。

昨年、インタビュー記事の取材でお会いした待井剛さんは、かつて驚くべき偉業を成し遂げられた方だが、それだけではなくその生き方において、とても輝いたものをお持ちの素敵な方だった。

彼は1992年から1998年まで、実に6年かけて世界117カ国を自転車で走破し、世界一周を果たした人物である。

世界訪問国数117カ国は日本人サイクリストとしては最多記録であり、この記録は未だ破られていない。

高校時代に世界一周の夢を抱き、夢実現への挑戦を『絶対成功人生プラン』として1枚のメモに書き綴った。

卒業後、大阪の運送会社に勤め、その資金で日本一周。

次は世界一周を目標に、3年間佐川急便で働き、1千万の旅行資金を貯めて旅立った。

北米から南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア、オセアニア、最後の韓国まで、走行した距離は地球約3周分の11万6千キロを超える。

厳しい自然と向き合いながら続けた旅はその行程のほとんどが野宿というまさにサバイバルの旅。

美しい風景、厳しい自然、環境破壊の進む大地、途上国の貧困や飢餓、言葉の壁、そして一方で出会った人々のあたたかさ。

彼が見てきた一言で言い表せない世界を、訥々と語ってくれた。

長い6年にも及ぶ旅はきっといいことばかりではなかったはずだ。

ノルウェーでは盗難、カメルーンでは強盗に会い、ニジェールでは病に倒れアフリカに負けたと悔し涙を流したこともあったという。

強盗にあったカメルーンでは明日の糧にも事欠くストリートチルドレンが絶望する彼に食べ物を持ってきてくれた。

こうした多くの出会いがあればこそ、ペダルを踏み続けることが出来たのだろう。

最後に聞いてみた。

「物質的には恵まれていて何不自由ない時代に生きているけれど、私たちは必ずしも生き易いとは言えない環境にありますね。いじめや自殺、引きこもりやニート・・・この時代、夢を持って生きなさいなんて言われても、将来何がしたいのかわからない、今をどう生きていいのかさえわからないという若者が大勢います。そんな人たちにアドバイスというか、メッセージをいただけませんか?」

「そんな大きなことは言えないけれど・・・叶えたい夢が見つからなくても、一度は親元を離れて旅に出てみて欲しい。それほど遠くじゃなくてもいいから、今生きている現実から離れて外に出てみるといいんじゃないかな。そうすると、気づかなかったことに気づいたり、見えなかったものが見えてくると思う。わかりやすく言うとね、アフリカの貧困や飢餓はテレビや新聞で見て、なんとなく知っているわけだけど、本当の飢餓がどういうものかはアフリカに行ってみなければ多分わからない。一度アフリカに行くと、心底食べることの出来るありがたみを感じて、もう残したりするなんてことは出来なくなっちゃうんですよ。そんな実感の伴う体験をして欲しい。それと、人との出会いもね・・・たくさんの人に支えられて自分が生きているんだってことがわかってくるよ。可能性を信じて、『今』というこのときは二度とやってこないんだから。やらずに後悔するより、やってから後悔したほうがいい、絶対そう思う。」

素顔の待井さんは、世界一周を成し遂げたという気負いなど微塵もない、恥ずかしがり屋の少年のような一面を時折のぞかせる、とても純粋で誠実な方だった。

夢への情熱と強靭な意志の力で、夢を実現させた有言実行の人。

もう一度自分の生き方を考えてみようと思った出会いである。

「出会いが宝」とおっしゃる待井さん、私にはあなたとの出会いが宝になりました。

ありがとう。

Malashadow

待井 剛氏 :長野県諏訪市出身。兄は元リレハンメルオリンピックエアリアル選手の待井 寛氏。自己資金のみで自転車による世界一周を達成。帰国後、ジャパンアドベンチャーサイクリストクラブより、第3回地球体験ペダリアン大賞受賞。現在、兵庫県三木市の老舗和菓子店『明月堂』副社長として、また和菓子職人として手腕を振るう。多忙な仕事のかたわらライフワークとして続ける講演活動は110回を超え、地球人としての視野を持つことや夢を追うことの素晴らしさを語っている。

待井さんのHP 『自転車世界一周 出会いが宝』

Namibu312 1997年ナミビアにて。

待井さんの数々の写真の中で一番印象に残った写真。

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2007年3月 3日 (土)

風が運ぶ春

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階段を駆け下りると、そこはもう春の海。

200702281447000_1 200702281447001_2 少しだけ冷たく感じる風が水面にやわらかい風紋を描きだす。

 

ゆっくりと

風が

をつれてくる。

 

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2007年3月 1日 (木)

本日解禁日!

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本日(2月28日)は記念すべき2007年いかなご漁解禁日。

いかなごは瀬戸内に春を告げる魚。

(→いかなご漁の動画を見る

旬の魚いかなごを、この辺りでは醤油やザラメ、生姜とともに甘辛く煮詰めて佃煮にする。

この佃煮、さながら錆びて折れ曲がった古釘のように見えるため、くぎ煮と命名されたそうだ。

いかなごのシーズンが到来すると、この辺りの主婦はまるで盆と正月が一緒に来たかのような忙しさ。

いかなごのくぎ煮作りは一大イベントなのである。

解禁日前から、いかなご商戦の火蓋は切って落とされているのだ。

解禁日を前にして、早くもスーパーではくぎ煮保存用のプラスチック容器が山積み、メインの売り場にもくぎ煮コーナーが現れ、醤油やザラメ、みりんや生姜などの調味料が所狭しと並ぶのだ。

郵便局にはいかなごゆうパック、一方、クロネコヤマトにはいかなご宅急便という兵庫県限定のサービスも登場し、店頭で「いかなご」のノボリがこれでもかとはためき始めたら、両者はすでに臨戦態勢

郵便局ではEXPACK500を1個買うごとにいかなごパックがおまけで付くサービスが登場。いかなごシールまで用意してあるのにびっくり@o@

対するクロネコヤマトは10個送ると11個目が無料になるいかなご回数券で応戦する。イラスト入りのいかなご仕様の伝票にびっくり@o@

そしてついに迎えた解禁日。

この日を皮切りに、魚売り場の前には連日昼網の入荷を待つ、気の早いおばちゃんたちが群れをなし、店は妙な熱気に包まれる。

そして、スーパーでは、いつの間にか『いかなごGO!GO!』なるBGMがエンドレスで流れ出す。

(→『いかなごGO!GO!』を聞いてみる

鮮度が命のいかなごを数キロ単位で買っていくおばちゃんたちがダッシュで去った後は、町中のあちこちの台所からいかなごを炊く甘辛い匂いが漂い始めるのだ。

しかし、いかなご調達のタイミングがこれまた難しい。

この甘辛い匂いを嗅ぐと何故か気が急かされるように感じるから不思議だ。

匂いの誘惑に負けまいと程よいタイミングを見計らう。

誘惑に負け、解禁日間もない極小いかなごにうかつに手を出すと、煮崩してボロボロにしてしまうか、くっついて団子状にしてしまう。

いずれにせよ『くぎ煮』とは程遠いシロモノにしてしまうのがオチである。

解禁日すぐの極小のいかなごでくぎ煮を作るというのは達人技なのだ。

そうかといって、のんびり構えているといつの間にか水温が上昇し、ある日突然いかなごは巨大化する。

魚売り場で巨大いかなごと出合ったが最後、どんなに悔やんでもそれはもう後の祭り なのだ。

泣く泣く苦味が出はじめた、巨大いかなごを炊くしか残された道はない。

お次はご近所・親戚くぎ煮交換会だ。

同じ調味料を使って炊いたくぎ煮も家庭によって微妙に味が違う。

おすそ分けと称して、向こう三軒両隣、親戚ご近所会う人会う人に配り歩いているおばちゃんも多数生息する。

おすそ分けをもらったら、当然「必殺!くぎ煮返し」で応酬だ。

このとき、「おたく、(くぎ煮を)何キロ炊いたん?」「うちは10キロ炊いたで。」「まだまだやな。うちは20キロや。」というような会話が挨拶代わりに交わされ、否が応でもくぎ煮熱はヒートアップする。

もちろん、おすそ分け交戦の水面下では「見てみ。うちのくぎ煮が一番旨いやろ。」という無言の熱いバトルが繰り広げられているのだ。

ひとしきり、おすそ分けくぎ煮バトルが終了すると、次はできたくぎ煮を地方の親戚や知人に送ろうとおばちゃんたちは宅配便受付窓口や郵便局に殺到する。

いくつもの包みを抱えたおばちゃんが窓口に長蛇の列を成し、くぎ煮の入った小包がカウンターに山積みされる。

こうして神戸・明石のいかなごが全国各地に放たれるのである。

1ヶ月間ひたすらくぎ煮の匂いを至るところで嗅ぎ続け、嗅覚は麻痺

大音量の『いかなごGO!GO!』をスーパーで耳にした日にゃ、家に帰っても幻聴が頭の中でエンドレス。

ついには家事をしながら子どもと一緒に、

「人生晴れたり曇ったり うまくいかない時もある
シケのあとには大漁だ くぎ煮ダンスで踊りましょう♪
喜びしっかりかみしめて ご近所さんにもおすそわけ

たべてもいいかな いいかなGo (GoGo)
おどってもいいかな いいかなGo (GoGo)」

と歌って踊っている自分に気づき愕然となるのである。

早春の明石はいかなごがアツイ!!!

寝ても冷めても、いかなご尽くしのこの光景。

一見の価値ありですよ。

どうぞ明石にお越しあれ。

さて、今年のいかなごフィーバーぶりはいかに?

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