雌は雄よりも強し
夕方、次男が虫捕りに出かけ、カマキリ2匹、カナヘビ3匹持って帰って来た。
玄関に置いておくこと1時間余り・・・
様子を伺うために、何気なく飼育ケースを覗いた二人の息子が玄関先で大騒ぎを始めた。
「やられた。雄が雌に喰われてる!」
「頭ないのに、交尾してる。しかもお尻まだ動いてる!」
雌カマキリは交尾中にしばしば雄を喰らうということは彼らも知識としては知っていたが、目の当たりにしたのは初めてだ。(もちろん、私も。)
カマキリは動くものは何でも餌とみなすため、たとえ同じカマキリの雄であろうと餌食にしてしまう。
雌はまず雄の頭と前胸を喰うのだが、喰われながらも雄の腹部は勝手に動き、そのまま交尾を続けるのだそうだ。
雄は引き続き雌に喰われ続け、ついには尾だけになってしまう。
それでも雄の生殖機能は失われることがなく、数時間経っても交尾は続くのだという。
雌の腹部にしがみつく下半身だけの雄。
寝る前にもう一度見たら、まだ交尾を続けていた。。。
手にとってわざわざ見せてくれた次男。
ありがとう・・・
もういいからしまってね(涙)
私「なんで雌は雄を食べるのかねぇ。」
次男「もう交尾したから、あとは栄養♪栄養♪ 早く卵生まれないかな~」(なんかうれしそう!?)
人類よりも遥かに長い歴史を持ち、また人類とは全く違う進化の道をたどっている虫たちは、所詮、新参者の私ら人間が推し量ることのできない不思議な生態系を生きている。
そして、謎に満ちた虫たちの世界は、豊かで奥が深い。
これを知らずして大人になるのはもったいないぞ、イマドキの子どもたち。
その上、虫たちは時にありがたい人生教訓を身を持って教えてくれるのだ。
「雌は雄よりも強し」
どうだ、わかった?君たち。
大人になったら雌には油断禁物よ。
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コメント
みいちゃん家と知り合ってから、息子がムシを飼うのが平気になりつつあります。実際なかなか楽しかったりするかも。交尾を見た話などしてるけど、実際に見れるのはいい人生経験なのかな(^O^)
しかし、うちはうまく飼うことが出来ません。
この間いただいたザリガニがとうとう成仏してしまいました。ごめんね
投稿: Sakana | 2006年9月24日 (日) 16時33分
Sakanaさんへ
昆虫飼育は「習うより慣れろ」って感じかな(^_^;
知らない昆虫を見つけると、とりあえず飼ってみて様子を見ているみたいです。(できるだけ私は知らんフリ・・・でも時折無理やり交尾させようとしてる時もあるよ(-_-;それは止めてほしいけど。)
でも全部が全部、飼育に成功するわけじゃないのよ~
数々の失敗を乗り越えて今がある、というのかな・・・
えさはこれがいい、えさは何日おきにやるとか、水は汲み置きしておく、遮光してやるとか、成育条件をそれなりに学習して、環境には気をつけてるみたいです。
でも・・・
うちの花壇の一角に、飼育に失敗して成仏しちゃった虫たちの墓場もあるのよ。
花でも植えようかとうっかり掘り返すと、かにの甲羅やカブトムシの角(?)なんかが出てくる出てくる(>_<)
ひゃ~!
忍耐、忍耐ですぞ。
投稿: みいちゃん | 2006年9月24日 (日) 19時42分
同じ雄として、
カマキリの世界はあまりにも無残すぎる。
雄も食われる前に逃げろと思うのだが、
下半身は本能に勝てないのか!
情けない!というか、
本能とはすごいものだと思ってしまう。
本当、カマキリに生まれなくて良かった。
人間の世界も女性が強いことには変わりありませんが、食われることないですから。
人間の男で良かった~と強く思ってしまいます。
しかし、虫たちからも植物からも、
自然からは教わることばかりです。
大好きなアウトドア。
お互い楽しみながら勉強しましょうね!
投稿: bigtree | 2006年11月 9日 (木) 00時54分
bigtreeさんへ
虫たちの世界は過酷で、容赦なく厳しい。
昆虫に生まれなくてよかったと思う反面、昆虫たちの世界はとても豊かで奥が深い(^^;
そう思いませんか?
以前仕事で昆虫館の学芸員の方にお話を伺ったことがあります。
私たちのような哺乳類からすると小さくて見過ごしがちだけれど、昆虫は哺乳類よりもずっと古くから地球上で繁栄し続けていて、一番種類の多い生き物であり、数から言うとこの地球は昆虫たちの星と言ってもいいくらいなんですって!(見方を変えると、食物連鎖の頂点にいる人間もさすがに数と種類の多さでは昆虫たちに到底かなわないのだそうです。)
過酷な長い歴史を生き抜いて繁栄し続けてきた昆虫たちの体は小さいけれど、とても複雑で機能的に出来ているんでしょうね。
すごいもんですね~(^^ヾ
投稿: みいちゃん | 2006年11月10日 (金) 02時18分